一人一人が個性と才能を発揮する時代へ2

こんにちは。弁護士の田中今日太です。

前回は,これからの時代は,従業員,社員ひとりひとりが個性と才能を発揮する時代で,私の事務所は,そういう事務所を目指す,と言いました。

さて,今回は,なぜそう思うに至ったかをお話します。

私は,独立以前に勤めていた事務所で,社員,従業員の在り方について考えさせられました。

以前に勤めていた事務所は,弁護士数も事務員数も多く,業務効率が図られており,成長性もある事務所でした。

私自身,この事務所にとても恩があり,自分を成長してくれたと思って,今でも感謝しています。

ただ,同時に1点考えさせられることがありました。

それは,弁護士も事務員も暗い顔をして仕事をしていたことでした。

愚痴を言うことも多く,とてもつらそうでした。退職していく方もたくさん見ました。

弁護士事務所は,やはり人の悩みを解決することが仕事です。

基本的に悩みがある人しか来ません。

なので,対応する弁護士や事務員にとって精神的につらい仕事なのです。

ただ,それだけではなく,彼ら彼女たちが,つらそうにしていたのは,

夢や希望を持たず,または個性と才能を発揮できないまま,

定型化されたタスクをただ指示命令された通りにこなし続ける作業

が苦痛なのかもしれないと思うようになりました。

それから私は,どうすれば人が夢や希望や個性,才能を発揮できるのかを考えたり,調べたりしてきました。

弁護士業界とは全く別の業界のお弁当屋さんでは,出退勤は自由,働く時間も自由,働きたいときに働ければよい,という会社があります。

そんな馬鹿な!?と思いますよね笑

また,ある一つの仕事をいくつかのタスクに分解して,そのタスクの中で自分の好きなタスクを選択して,その好きな仕事だけをする,という会社もあります。

つまり自分の嫌な仕事はしない,ということですね。

え,マジでか!?と思いますよね笑

法律事務所にどの程度適用・応用できるかは未知の領域ですが,要は,個人の個性と才能を大切にすることが肝要なのだと思いました。

例えば,人と接客するのが得意な人は,面談や電話応対を中心にして,事務処理が好きな人は,黙々と作業をするということなら,比較的簡単にできる,個性と才能の発揮ですよね。

ただ,それだけではありません。

何だったら社員や従業員も,それぞれの個性と才能を活かして何らかの経営者になってもよいと思います。

そして,会社としてはそれを応援するということですね。

例えば,従業員の一人が,カレーを作るのが得意だとしますね。

そして,その従業員がそのアイディアを出した時に,みんなで味見をしたり意見交換をしたり,経営的な側面から店の出店場所,月の予測売上,SWOT分析等をしてあげたりとか。また法律事務所として契約書周りをチェックしてあげてもいいですし。

また,従業員が,自分でお金を出すほどのリスクがとれない場合には,会社としていくらかのお金を出資してあげるとか。

会社やその代表者を頂点とし,社員,従業員をピラミッドの下位とする構造ではなく,

ある意味で対等な関係ということですね。

例えばですが,「ロイヤーズ・ハイカレー」とかできたら,面白いとは思いませんか?笑

このように私の会社にいることをきっかけとして,何らかのビジネスが誕生し,それがまた社会や世界を幸せにしていくことを考えると,とてもワクワクしませんか?

私は,このように,社員や従業員がそれぞれの個性と才能を発揮する場所を作りたいと思っています。