一人一人が個性と才能を発揮する時代へ4

こんにちは。弁護士の田中今日太です。

さて,前回の話は,弁護士業界の競争ヤバいよヤバいよ(出川風)という話でした。

そして,各事務所は,生き残りのための経営戦略があることが大切ということでしたね笑

一方で,集客ができても,いざ依頼を受けて事件処理をすることが必要です。

依頼を受けて事件処理をするには,人手がいります。

ここは,私の感覚ですが,事件処理の効率を上げたとしても,

弁護士一人当たりの売り上げは,3000万円程度が限界ではないかと思います。

もちろん残業してもらいまくれば話は別ですが,そのような事務所にはしたくありませんので笑

つまり,弁護士数によって売上のアッパーは決まってくるということになりますね。

そう考えると,弁護士事務所の売り上げには,弁護士数による制約がある,ということになります。

そして,弁護士数は確かに増えてはいますが,独立も増えていき,個々の法律事務所での人員確保は容易ではないと思うので,個々の法律事務所の売り上げはあっという間に限界が来るでしょう。

そして,先日お話した,競争の激化,弁護士の職務領域が増えていないこと,が加わるとどうでしょうか?

10年先,20年先の視野で見た時には,法律事務所としての規模感には,ある程度の限界があると言わざるを得ません。

では,この課題をどのように前向きに解決していくのがよいでしょうか?

実は,この答えの一つが,社員,従業員の個性,才能を重視することにつながってくるのです。

たとえば,社員,従業員が起業するとなり,自身でリスクを取りたくない場合には,会社でお金を出資することも検討するという話をしました。

そうなれば,会社に一つの事業分野ができることになります。

そしてそれが,うまくいけばどうでしょうか?

法律事務所単体で見た時には,売り上げや競争に限界があるとしても,他の業種に進出することが可能になるのであれば,競争力の維持は可能になるのではないでしょうか?

今,現在,社員や従業員が別の事業をやろうとしていることを応援する法律事務所はあまりないと思います。

きっと社員,従業員の幸せにつながるとともに,また事務所を生かすことになるはずです。

次回は,応援(コンサルティング)についてお話します。