こんにちは!弁護士の田中今日太です。
さて,まだまだアンパンマンに対する考察は続きます。
さて,前回は,アンパンマンは,実はバイキンマンとジャムおじさんの戦いであることについて話をしました。
バイキンマンは,ジャムおじさんの科学力に勝てないので,自身の発明品を,みんなに広めることができず,食べ物などの対価を得ることができない,ということですね。
しかし,私は,バイキンマンに言ってやりたいと思います。
「奪う」ではなく,「合法的」に,自分の発明品を広め,食べ物などを得ることはできますよ,と。
1.一つは,商圏を変えるということです。
つまり,バイキンマンの商圏を,今のアンパンマンたちのいるエリアから,いないエリアで自身の発明品を広める、ということですね。
こうすれば,まだジャムおじさんの手は及んでいないので,そちらで発明品を広め,対価を得ることができる可能性は高いです。
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このように書いていて,私は新たな可能性に気付きました。。
もしかすると,すでにジャムおじさんの手は,全世界に及んでいる可能性があります。
なぜなら,アンパンマンがいつも空を飛んでパトロールをしているからです。
ときにかなり遠方に行っていることもあります。
ジャムおじさんは,アンパンマンらのヒーローを,各地に配備してパトロールを行うことで,バイキンマンが商品を広めないように監視している可能性があります。
なるほど。。さすがジャムおじさんですね。。抜かりのない男です。。
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しかし,仮にジャムおじさんが,世界を掌握しているとしても,バイキンマンが自身の発明品を世に広める方法はあります。
2.それは,バイキンマン自身が,人間力を高めるということです。
この世では,必ずしも,良い商品ばかりが残るわけではありません。
お客様は,「その人だから」買いたい,もらいたいと思うことがあるのです。
それは,「その人」のことが好きな場合です。
そして,好きになってもらうためには,「人間力」を高める必要があります。
この場合には,商品の品質はそこまで問われなかったりします(あまりに差がある場合は別ですが。)。
ですので,バイキンマンが発明品を広めるために,自分の人間力を高めれば・・・・・・・
・・・・・・と書いていて新たな事実に気づきました。
ジャムおじさんは,人間力でも最高だということに。。。
あの笑顔を絶やさず,人を思いやる姿勢。。人間力に溢れすぎていて本当にすごい男です。。
こうなると,バイキンマンが人間力でもジャムおじさんに勝つことは困難です。。
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しかし,まだバイキンマンが,自身の発明品を広める方法はあります。
3.それは,ジャムおじさんとの共同開発です。
確かに,空飛ぶマントの科学力は,バイキンマンのUFO的乗り物の科学力を上回っているように思います。
しかし,空飛ぶマントの耐久性には疑問があります。手軽すぎて危ないといいますか。
一方,バイキンマンのUFO的乗り物は,アンパンマンらに何度も殴られていますが,それなりの強度と耐久性を誇ります。
そうだとすると,バイキンマンとジャムおじさんが,共同開発をすることで,ますます素晴らしい発明品が世に出ることになるかもしれません。
バイキンマンは,自身の発明品を世に広め,自分の欲しいものをもらえる可能性が高いです。
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という話を嫁にしたら,
「つまり仲良くするってことでしょ?」「だったら話が成立しないやん」
と言われました。
・・・・・・・そうでしたね。。。