INTERVIEW
インタビュー
代表弁護士
代表弁護士 田中 今日太
クライアント・従業員すべての方が幸せになる事務所を造りたかったからです。
どうしてロイヤーズ・ハイを設立したのですか?
「経営者」にならなければ,クライアントに対する事務所の姿勢・弁護士費用の費用体系を「決める」ことができません。
「経営者」にならなければ,従業員に対する事務所の姿勢・給与・待遇も「決める」ことができません。
これらを決めるためには,自分の事務所を持ち,「経営者」になることが必須です。
ですから,独立して自分の理想の事務所にするために,ロイヤーズ・ハイを設立しました。
クライアントに対しては,「その希望」を尊重することを第一としつつ,法律的・客観的なアドバイスをすることによって,そのクライアントに対しての「幸せ」は何かを追求するようにしています。
一言で,そのクライアントの「幸せ」は語れません。人によっては「お金」であることもありますし,「納得感」であったりすることもあります。
よく話を聞かせていただくことで,一人一人に合わせた事件処理を行っています。
話をお伺いしたり,事件処理を通じて,自分の正義や考えを確立し,「自分」を造っていきます。
自分の正義や考えを持たなければ,目先の利益に惑わされ,自分を見失ってしまいます。
自分が経営者なので,造られる事務所は「自分」を反映したものになります。
ですから,「自分」をより良い状態に保ち,成長し続けることが必要です。
これを私は,「個性」と「才能」を磨くと表現しています。
また,弁護士費用の設定をクライアントの納得感のあるものにしたり,従来は弁護士費用が高額であったり先払いであったりするがゆえに,弁護士に依頼できなかったクライアントを救うということも非常に大切な視点だと思っています。
ロイハイでは,分野に応じて,成功報酬制を実施することで,従来まで救われてこなかったクライアントを救いたいと思っています。
私がロイハイを造ったのは,上記のような意味で「クライアントを救う」ためです。
これこそが社会や世界のために私ができることだと考えていますし,それこそがロイハイの存在意義です。
業務にやりがいをもって臨めること,その働きに見合った給与待遇が与えられること,だと思っています。
従業員の幸せについてのお考えはどのようなものでしょうか?
クライアントを救うことについてはお話した通りです。
他方で,分野や事件内容によっては、成功報酬制を採用したり,弁護士費用を低額にしすぎたりすると,事務所や従業員に過度な負担をかけ,赤字転落したり,従業員に過度な案件処理を強いることになります。
ですから,こうしたクライアントを救うことを目的にしつつも,常に事務所を「経営」し,従業員を「守る」こととのバランスを常に考えています。
では,従業員が「幸せになる」とはどういうことなのでしょうか?
私の考えは,従業員が「業務にやりがいをもって臨めること」「その働きに見合った給与待遇が与えられること」が最も大切なことだと思います。
業務にやりがいをもつとは,その業務分野に興味関心を持っていること,そのうえで実際に業務に取り組み,自分の課題や困難を乗り越えていくことです。
事件処理をしていれば,クライアントとの関係に悩みは生じますし,自身の知識・経験不足を感じたりすることもあります。
しかし,それらをタフでストイックな精神性を養って成長をし,自身の個性を磨き続けることで,乗り越えていきます。
それによって,「自己実現・自身の充足感」を得ます。これこそが「業務にやりがいを持つ」ということです。
逆に自分が「今できること」を繰り返しつづけているだけでは,自己実現・自己の充足感を得られ続けることはありません。
いつしか,倦怠感と疲労感にまみれ,楽で簡単な道に流れていくことになります。
ですから,常に一歩「高み」を目指して,自身を磨き続けることが大切です。
また,このように,「業務にやりがいを持つ」従業員の方に,「それに見合った待遇」をかなえてあげることも,「経営者」の大きな仕事の一つです。
自身の業務にやりがいをもち,「成果」を出したなら,それに応じた給与待遇が与えられるべきです。
それによって,ますますご自身の「業務にやりがい」と「自分自身に誇り」を持つことができます。
ロイハイでは,働きに応じて短期間で給与が上がることもざらにあり,「成果に応じた」給与待遇が得られるように事務所を運営しています。
面接の際には,弁護士やリーガルスタッフの方から,給与水準が良い,と言っていただくこともあります。
ただ,その分,面接の際の審査基準は厳しめだったりもします(笑)。
これを言うと応募者が減るかもしれませんが,隠しても仕方ないので(笑)
ただし,ここは従業員として働かれる方に覚えておいていただきたいことですが,「自身が出している成果」以上の給与待遇が与えられることは「ありません」。
よく,企業では,自身の給与の3~4倍の成果を出すように言われます。
その理由は,会社は,従業員の方の給与の他,社会保険料を負担していますし,そのほか企業を運営するために,事務所の賃料,広告費,そのほか多くの経費・維持費がかかるからです。
そのため,従業員の方が売り上げた分を全て給与として支給してしまうと,これらの企業運営をするために必要な経費を賄うことはできません。
また,それだけではありません。会社は,社会情勢によって自己努力では如何ともしがたく,売上が少なくなる時がありえます。
そのようなときに従業員の雇用を守るため,「貯金」(内部留保)をしておく必要があります。
また,今行っている事業がうまくいかなくなる時に備えて,予め新規事業を考え,その新規事業に「投資」をする必要もあります。
そして,その投資資金は,企業の「貯金」の中から出す必要があります。
このような観点から,従業員は給与の3~4倍は売り上げなさい,と言われているわけです。
私は,社員・従業員一人一人が,事務所の売上や自身の売上・成果に興味関心を持っていただくことはとても大切だと考えています。
それによって,ご自身が得るべき適正な給与待遇を推し量ることができるからです。
ここで,経営者によっては,こうした視点を持たずに,私欲のために経営者利益を優先して,従業員が得るべき適正な給与を払わないということもあります。
私が思うに,こうした考えを持つ経営者は,いわゆるブラック企業(給与・待遇に比して,労働条件が過酷である企業)を生み出すと思っています。
先に言ったように,会社=経営者の考えです。その経営者の姿勢や考え方が,会社の経営に色濃く表れるからです。
このように,ロイハイでは,一人一人の従業員に業務にやりがいをもっていただき,それに応じた給与待遇をかなえることを目指して経営しています。
したがって,このような考え方で,クライアント・従業員が幸せになることを目指して,ロイハイを設立・運営しています。
法律や弁護士に興味関心があり,やる気をもって業務に取り組み,ご自身を成長させていきたい方,ですね。
どのような方が,ロイハイ向きな方だと思いますか?
①興味関心について
私が思うに,そもそも法律や弁護士業に興味関心がないなら,法律事務所に勤務する一番大きな理由がないので,やめておいた方が良いと思います。
では,どの程度の興味関心があればよいのか?というのは疑問に思うかもしれません。
このページを見る人が弁護士・修習生・パラリーガル・一般事務のどの求人に応募されたいかによりますが,
それは,各職種欄に記載していますので,そちらをご覧くださいませ。
簡単に言うと,弁護士・修習生=すべての法律分野に興味関心があり,かつ後に特定の分野も極めていきたい,という興味関心がある方です。
特定の分野だけやりたい,という方は,不向きだと思います。
パラリーガル(正社員)=法律分野に興味関心が強くあって,ぜひ積極的に取り組んでみたい,という方です。経験・未経験は問いません。思いが大切です。
一般事務(正社員・アルバイト)=法律分野に興味はあるが,初めてだし自分にできるかどうかは分からない・まずはじっくり学んでいきたいという方です。
②仕事をする中で,ご自身を成長させたい方について
結論から言うと,やったことがない,やったことはあるが未熟である業務についても,積極的に勉強してみたい,積極的に取り組んでみたい,という方です。
ここで,人によっては,やってみて,失敗したらどうしよう?ということを考える方もいるかもしれません。
しかし,まずは,「やってみよう」とする精神=やる気が大切です。
この精神がないなら,初めはよいかもしれませんが,後になればなるほど「成長は止まり」「減退」していくだけです。
そのようにして,今,苦労している人は周りにおられませんか?少し周りを見渡してみてください。
ロイハイでは,従業員のやってみようという精神を尊重し,事務所としてそれをカバーし,サポートします。
実際,私自身,独立する前にはやっていなかった業務もどんどん積極的に取り組み,成果を出しています。
それは,私が「代表弁護士」だからでも,「特別」だからでも,「優秀」だからでもありません。
単に,「やる気」があったから。それだけの理由です。
過去に,ご自身の周りで,受験勉強やスポーツに熱心に取り組んでいた人はいませんでしたか?
そして,そのような人は何かしら成果を出しておられませんでしたか?
そのような人は,他の人よりも早く「やる気」を持っていたから,その物事に熱心に取り組むことができました。
もちろん何事にも「適正」はあります。
人によって,短期記憶が得意な人は,受験勉強でも成果が出やすかったでしょうし,スポーツでも,体格に恵まれた人の方が成果が出やすいでしょう。
しかしそれを言いだすと,短期記憶が苦手な人は受験勉強しなくてもいいし,体格に恵まれなかった人はスポーツにも取り組まなくてもよい,ということになってしまいます。
そのようなことを言い出すと,何事にもやる気を失い,自分より優れた人や恵まれた人を見上げるだけの人生になってしまいかねません。
あなた自身にも,必ず「何かの個性才能」があります。ですから,それを探すことから始めてみましょう。
やる気をもって業務に継続的に取り組むことです。そうして初めてご自身の個性と才能を発見できると思います。
私はその個性と才能を「長年かけて」磨いてほしいと思っています。
適性や個性才能は,どのようにして見つけていくのでしょうか?
ただし,「やる気」を持って物事に取り組まないと,何が自身の個性なのか,何が自身の才能なのか,何が向いているかの判断もできません。
私自身も,弁護士を始めて1~2年ほどは,「果たして自分は弁護士に向いているのか」と悩みや不安を持ちながら仕事をしていました。
悩んで迷って,失敗して,事件処理に取り組み続けてきました。新しいことをするときは今も同じです。
そのおかげか,今は「どんな事件でもこなしてやる」という気持ちで業務に取り組んでいます。
継続的に「やる気」をもって精一杯頑張らないと,成果が出ることはまずありません。
まずは,しっかり「やる気をもって頑張ること」,そしてそれを「長期的に取り組み続けること」の大切さを知ってください。
そのようにして,自身の個性才能を発見してそれを継続的に磨き続けることによって,見上げるしかなかった相手を追い越しているはずです。
ロイハイで働く方は,こうしたとりあえずやってみようの「やる気」の持っている方が多いです。
もともと入所してくる前から「やる気」を持っていた人もいれば,入所した後に他の人の「やる気」にあてられて,よりやる気に目覚めた人もいます。
では,自分が「やる気」があるかどうかについては,どう見分けたらよいのか疑問に思うかもしれません。
しかし,やる気がある人は,自分にやる気があるかどうかといった疑問を持ちません。
私のメッセージを読んで「やるっきゃない」と思ったかどうか。これが答えです。
もしも,このように思えないなら,まずは,ご自身の生活習慣から見直してみましょう。
そして,一つの目標を立て,それを達成できるように努力するという「習慣」を身につけてみましょう。
その繰り返しが「やる気」を育ててくれます。
やる気は,「目標達成による達成感と自己成長」の繰り返しによって養われるからです。
そのようにして,ご自身の個性と才能を見つけ,それを「長年かけて」磨いていってください。
一朝一夕でできることは大したことではありません。
他人が一朝一夕でできて,それが一見して凄いことのように映ったとしても,それに惑わされないでください。
「大した人間」になることも,「偉業や大業をなす」ことも時間がかかります。長く広い視点で物事に精一杯取り組んでみてください。
私自身もそのようにして日々努力し業務に取り組んでいるつもりです。
とれます。年間休日は125日以上です。残業は職種によって異なります。従業員からもロイハイは,「ホワイトなベンチャー」だと言われました(笑)
休みはちゃんととれますか?残業はありますか?
ある従業員が言っていたのですが,
ロイハイは「ホワイトなベンチャー企業」だとのことです(笑)
言いえて妙だなと思ったので,紹介させていただきます。
ベンチャー企業といえば,新しいことや取り組んだことのないことへのチャレンジ,情熱,スピード感といったイメージでしょう。
ロイハイは,まさにそうだと思います。
会社=経営者を表すものですから,私自身がそのようにして業務に取り組んでいるので,ロイハイも自然とそうなっています(笑)
他方で,私の考えとしては,休む時は休み,遊ぶときは遊ぶことが大切だと思っています。
ですので,週休2日であり,年間休日は125日以上は必ず取れるようになっています。これは,弁護士でも事務局でも同じです。
仕事を精一杯やったなら,あとはプライベートを充実させてください。
私自身も,家族と子供がいますので,休日(週休2日)はしっかりとるようにしています。
私の独立1年目は休日をほとんどとらず,正月返上で働いていましたが,事務所も成長し人員の拡充が行われて,今はそのようなことはなくなりました。
残業時間についてですが,パラリーガルについては,基本月20時間以下に抑えています。
一般事務やパートアルバイトの方は、残業は予定していません。
他方で,弁護士については,月20時間に収まるときもあれば,そうでないこともあります。過去の残業実績を取ると,月の40時間(1日2時間)は超えないことが多いですが,
初めてやる事案のリサーチであったり,起案の内容によってはそれを超えることもあります。
私個人としては,弁護士についてもあえて残業をしてほしいとは思っていませんが,やはり,弁護士と事務局では役割と職責が異なります。
ですから,自己修練のための残業は一定程度はやむを得ないと思います。
弁護士は法律のプロフェッショナルで,対クライアントに責任を負うべき立場で,事務局は弁護士を補助し,対クライアントに直接責任を負うことはありません。
これが大きな違いです。
弁護士と事務局との役割と職責の違いはどのようにお考えですか?
私の大きな考え方の枠組みですが,弁護士と事務局では役割と職責が異なります。
弁護士は,従業員と言えど,一人一人が責任をもって依頼者と向き合う立場です。これは,法律のプロフェッショナルである以上,職責を帯びた人間です。
司法試験に合格することは並大抵の努力ではなく,目指しても弁護士になることができない人は数多くおられます。
しかし,弁護士になった人は,責任を負うべき仕事である仕事を目指して,それに成った人です。
だからこそ,人から尊敬されて「先生」と言われることが多いですし,それに見合った待遇や報酬を得られることができるわけです。
弁護士は,クライアントや社会からの期待に応えなければなりません。
未熟・未経験だからといって,クライアントに不利益を与えることは許されないわけです。
その意味で,自己修練は「必須」です。中途半端で未熟な事件処理をすることは,クライアントに迷惑をかけるだけでなく,社会の期待も裏切ります。
そこで,自己修練のための残業については,一定程度やむを得ないと考えています。
私自身も,弁護士になって1年目,2年目は相応に残業して自己修練に励みました。
自己修練することによって,ご自身の弁護士としてのスキルが上がっていきます。
ですので,特に弁護士になりたての方は,自己修練のためと思って,業務に励んでいただいた方が良いと思います。
とはいえ,年間休日は125日以上取ることができるので,プライベートを充実してリフレッシュしていただきたいと思います。
対して,事務局は,弁護士の補助する役割であって,本来的に責任を負うべき職責ではありません。
もちろん,責任感を持って仕事をしてもらいたい気持ちはありますが,「職責」から言って,対クライアントに責任は負いません。
だからこそ,弁護士に比して給与の面では劣ることになり,またそれゆえに,残業すべき時間もしっかり制御されるべきです。
ゆえに,原則的に月20時間以下という制約を設けるようにしています。
したがって,ロイハイでは,休日はしっかり確保されていて,新しいことや未経験のことに情熱とスピード感をもって取り組む事務所,という意味で,
「ホワイトなベンチャー企業」と言わせていただきます(笑)
あと,お菓子を事務所経費で購入しているので適当につまんでもらえたり,元お笑い芸人のコミュニケーションセミナーをしたり,定期的な交流会もしているので,楽しんでいただけると思います。
基本的に拡大路線ですが,私が目指しているのは,社員・従業員一人一人が,個性才能を発揮して活躍できる場を造っていくことです。
事務所を今後,どのようにして行かれる予定ですか?
ロイハイは独立開業以来,毎年売上も利益も120%以上で成長を続けています。
経営的には安定していて,無借金経営です。
私の独立時は借りましたが,1年後に全額返済しました。
借金をしないことは,私の経営方針の大きな一つです。
その理由は,私は「質実剛健」を大切にしているからです。
はっきり言いますが,事務所の規模と人員が増えれば,事件処理の「質」は落ちます。
急成長であればあるほど,です。
普通に考えると,新人の弁護士ばかりが入所していたら,いくらボスが事件処理ができても,全体として事件処理の質が落ちるのは分かっていただけるはずです。
借金をすることで,更なる急成長は可能でしょう。もともと借金とは,事業スピードを上げるためにするものだからです。
借金をすれば,膨大な広告費をかけることが可能になり,また事務所数や人員も増やすことができるかもしれません。
しかし,私は,借金をして事業スピードを上げるつもりはありません。
それは新たに入所する「人員の質」を直ちに担保することができないからです。
事件処理の「質」を担保しようと思えば,膨大な数のマニュアル,そしてそれを従業員に均一に習得させること,それのみならずそれを実践できる修行の場を与える必要があります。
これだけでも,その条件を満たすことは簡単なことではありません。
しかし,それだけでも足りません。
そのうえで,事件処理の内容を改善する「個々人の高い精神性と努力」が必要になります。
個々人がこの精神性を持つことは,決して一朝一夕でできることではありませんし,ゆえに事務所の規模の成長スピードに追い付かないのです。
であるからこそ,私の考えとしては,一人一人がしかるべき「実力」を身に着け,事務所の「実力」を磨くことにより,事務所の規模を拡大していきたいと考えています。
もちろん,それは私自身も含みます。私は経営者の業務をしながら,弁護士の業務も他の弁護士と同数以上にこなすようにしています。
その理由は,私自身の「実力」を磨き続けるためです。
私には,私の個性と才能があり,私の適性があります。
それは,他の社員・従業員も同じです。それぞれに個性と才能があり,適正があります。
もしも,彼らが,各適正に応じた個性と才能を発揮できたとしたら,一体どれほどの成果を上げることができるだろうか?といつも思っています。
そうすれば,個々人の集合体であるロイハイに「実力」がついてきます。
ですから,私の経営者としての仕事は,社員・従業員の「個性才能を発揮できる場所を造ること」です。
それができているなら,結果として事務所は「繫栄し拡大していく」ことになるはずです。
簡単に言うと,事業分野の拡大,他士業との連携,です。
具体的にはどのようなビジョンをお持ちなのでしょうか?
経営にも関わることですので多くはお伝え出来ませんが,簡単に言うと,事業分野の成長拡大と,他士業との連携です。
事業分野は,毎年1~2つは増えてきました。
私や事務所の成長に合わせて事業分野を成長拡大しているので,私や事務所が取り扱ってクライアントに価値提供できるというレベルになったものが,毎年1~2つはある,ということになります。
自分で言うのも手前味噌ですが,相当多くの分野を取り扱えるようになってきたという自負があります。
今でいうと,男女トラブル,交通事故,債務整理,刑事事件,労働紛争,企業法務,債権回収,強制執行などなどですね。
企業法務については,正直やることや考えていることの幅が広いので,ここではまとめきることは難しいですが,
正直言って,今までの法律事務所が提供してきた顧問契約は,現代的なニーズにマッチしておらず,限界があると思っています。
ですので,依頼があれば企業法務や顧問契約を行ってきましたが,コンサルなどを組み合わせることで新たな顧問サービスを提供していく予定です。
今までも,私自身が企業に対して事実上コンサルティングを行ってきましたが,それをもう少し体系化していき,サービス提供できる形を目指しています。
実際,顧問先から質問を受ける内容が法律問題とはあまり関係のない,「理念・信念・信条」や経営者としての「あり方」だったりすることもあり,
私と話すことで「スッキリした」「わだかまりが解けた」と言っていただくことも多いです。
それだけ経営者の方は日々様々な問題で悩んでいる,ということですね。
私の理念や信条,経営者としての在り方は,多少はこのメッセージの中にも記載していますが,これだけでは,語りつくせないほど多くのものがあります。
そうした内容をお伝えすることで,経営者の悩みや迷いを払しょくしていただき,その会社がより良くなり,社会や世界を変える存在になってほしいと思っています。
加えて,他士業との連携をとることによって,一貫したサービスを提供していくことで,クライアントの満足度を高めていくのも方向性の一つです。
この点も語りつくせないところです(笑)
家族や子供と過ごしたり,料理を作ったり,そのほかその時にやりたいと思ったことをしています。
田中先生はプライベート何してるんですか?
私のプライベート気になりますかね?(笑)
私にも家族がいるので,休日は家族で過ごすことが多いです。
子供と公園に行って,鉄棒の練習をつけたり,鬼ごっこしたりもします。
また,私の趣味の一つに料理があるのですが,休日は,昼か夜に料理を作りますね。
パスタで生クリームを使わないイタリア式のカルボナーラ・ペペロン・プッタネスカ・ボロネーゼや,パンチェッタ(豚肉の塩漬け)を仕込んだり,余った果物でジャムを作ったり・・・
最近は,ブルーチーズを買ったので,各種パスタや料理に活用しながら食べ方を研究していますね。
また,旅行に行ったときは,必ずおみやげでご当地の物を購入し,それを料理にどのように活用するかを考えたりしていますね。
例えば,奈良漬けを買ったのですが,奈良漬けをブルーチーズと合わせたり,カレーの福神漬けの代わりにしたりとか。
今度は余った酒粕で,魚や肉をつけようとも考えていますね。
また,旅行に行ったときは,その地域の歴史を調べたりもします。歴史も好きです。もちろんすべてをカバーしているわけではありませんが。
さらに,様々なニュースをネットサーフィンするのも趣味の一つです。twitterもよく見ています。
twitterは個人の情報発信手段なので,ニュースでは現れない内容も多く含まれているので,有用ですね。
社会や世界の動きを見たり予想したりするのも好きです。
最近は,靴磨きやスーツについて勉強していますね。またファッションについて興味をもって勉強してました(笑)
いろいろなものに興味をもち,その都度調べたり,勉強したりするのが好きですね。
もともといろんな物事に興味をもつことが多かったですが,物事に興味を持ち,自分を変えることが社会や世界を変えていくことにつながると思っているからです。
田中先生は,いろんなものに興味をもってらっしゃいますが,何か理由があるんですか?
もともといろんな物事に興味は持つ方でしたが,とはいえ,興味のないところは本当に興味がない,ということが多かったです。
代表的なところで言うと,ファッション全般ですね(笑)
着れればよい,仕事上では,失礼のないような格好であればよい,といった考えですね。
このように,それ以上の関心はあまりなく,衣類にかける費用は最低限であるべき,という価値観を持っていました。
もちろん,それはそれで一つの価値観です。
ただ,衣類のことも十分に知らずに無関心を決め込むなら,それは「自分には似合わない」とか「自分には良いチョイスができない」といって言い訳しているだけだとも思うわけです。
自分にできないからって,その分野に無関心を決め込むのって傲慢なことですよね?
例えば,法律業界で働く人に対して「自分は法律に興味ないんですよね。」って言ってたら,その法律業界で働く人からすれば嫌な気になるか,少なくとも良い気はしませんよね?
ちなみに,ファッションの場合は,口で敢えて興味がないと言わなくとも,姿だけで興味がないって示せるわけです(笑)
ですから,その分野のことを興味をもって学んで,自分を成長させていくことが本当の意味で「謙虚に生きる」ということだし,「人間らしく」生きているなと。
人間らしく生きるというとどういうことなのかというと,一つの意味としては,「左脳も右脳も使って生きる」ことだと思います。
我々弁護士は,論理的であったり,合理的な思考が身についていて,そればかりを成長させていることが多いので,
感情やイメージを司るいわゆる右脳を使うことが少ないと思います。
そのため,冷静であり,それが過ぎてしまうと,冷徹であり,無感情,共感力に欠ける,といった印象を与えてしまうことでしょう。
これがファッションの面に現れると,ファッションに無関心であったり,必要最低限のお金しかかけなかったり,そしてそれを合理的なことだとばかり思う人が多いです。
でも,それが人間らしい生き方なのか?と思うと,私はそうは思いません。
「それが安くて得だからファッション面の考慮なしにそれを買うだけ」というなら,マネキンと同じで,無機質な生き方だと思います。
もちろん,無理に興味を持たなければならない,というわけではありません。
たとえば,たまたま通りがかった店で,自分が好きな色柄や形の服を見つけたときに,素直に「これいいな」と思う心や感情を大切にするという意味です。
これが「興味の端緒」です。ファッション全てについて興味を持たなければならないわけではなく,特にこの服がいいなと思ったら,
それを試着したり,色合いを見たり,値段が高ければ,それと同じような色合いの服を探してみたり,とか。
そのようにして,興味をもつ心を育て,感情を豊かにしていくことが大切だと思います。
そうしていくと,その服だけでなく,その服に合うようなそのほかのファッションを探してみたりすることもありますし,その服が似合うシチュエーションは
どういう状況なのかをイメージして考えたりもします。
そして,ファッションがちゃんとされている人に対しても,すごいかっこよくされているなとか,すごく気を遣っているなとかを思って,
尊敬の念が生まれました。もちろん,TPOをちゃんとしていることが前提ではありますが。
今まで,ファッショナブルな人をチャラチャラしているとすら思ってきましたからね(笑)本当に失礼な話です。
このように興味の範囲を少しずつ広げ,少しずつ深めていき,尊敬の念も生まれると,謙虚であり,人間らしい生き方をしていると感じますし,充実して生きていると思います。
他にも,料理をし始める前は,外食するにしてもおいしいかどうかと値段だけを考えていたところを,自分で作るようになってからは「この素材にはこの調味料があうのか」,
「自分もこうすればプロの味を真似できるな」とか。逆に「この料理は何をどう作ったのか見当もつかないし,自分で作れる気がしない」とか。
私はこのようにして興味の範囲が広がりましたし,料理人の方に対する尊敬の念も生まれました。
自分の興味を深堀して,広げていくことは,自身の個性と才能を磨いていくことにもつながっていきます。
そして,私がプライベートも充実させてくださいとお伝えしているのも,このように興味関心を深め,広げていくことがその人の個性才能を磨くことにつながると思っているからです。
誰でも社会や世界を変えることができます。一緒により良い方向に,自分変えて,社会を変えて,世界を変えていきませんか?
応募されたい方へメッセージをどうぞ!
興味関心の話をさせていただきましたが,
新たな「視点」を加えることで,当たり前の日常が当たり前ではなくなって,「新しい世界」が開けます。
今まで通り過ぎていた物事に足を止めることになります。
食事もただ食べるだけだったのが,どうすればこれを作れるのかとか,こうすれば真似できるとか,そういう考えをもつようになります。
私は,「社会や世界を変える」という言葉を使いますが,実はそれはそれほど難しい話ではありません。
それは,なにもグーグルやアマゾンのように社会の仕組みから変えていくことだけを指すわけではないからです。
本当に身近なところで,自分自身の「価値観」や「観点」を変えるだけでも,自分の目に映る社会や世界の見え方が変わります。
自分を変えて,新たな物事が発見され,自身の個性と才能を磨き続けたら,それに影響を受けた第三者の生き方も変わります。
例えば,私のこのメッセージを読んで,そうだなと共感して,ファッションに興味を持ったり,
あるいは,ロイハイの求人に応募したのであれば,私は,その方の人生に影響を与えているわけです。
そして,その影響力が大きければ大きいほど,社会や世界も変わっていきます。
私は「質実剛健」という言葉が好きです。何気に,私の高校が掲げている言葉です。
ロイハイは毎年成長を続けています。
私は,ロイハイの成長は「地に足のついた成長」だと思っています。
私や事務所の「実力」に応じた成長です。
私は,急激に拡大・成長をしたいと考えているわけではありません。
その理由は,弁護士は知識・経験の「積み重ね」=「実力」こそが大切だからです。
この積み重ねこそが,クライアントにとって「価値」をもたらします。
自身や事務所の「実力」が成長せず未熟であるのに,目先の利益に捉われて事務所の規模だけ大きくして何の意味があるでしょうか。
クライアントや社会に迷惑をかけるだけです。
私は,「弁護士」としても「経営者」としても「一人の人間」としても自己研鑽に励み,自身の個性と才能を磨き続けていきたいと思っています。
「実力」を身に着け,それにふさわしい形で事務所を成長させていきたいと思います。
このメッセージを読んで,ご自身をどこまでも成長させたいと思われた方,あなたはきっとご自身を変えていくことができます。
このメッセージを読んだ方の人生が,より良い方向に導かれることをお祈りしております。
ロイハイと共に歩み,自分を変えて,社会を変えて,世界を変えてみたいと思われた方は,ぜひロイハイにご応募されてみてください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
なお,私の写真は太っているときと痩せているときが混在していますが,痩せてるときは「断食」を継続的にできているときの写真です(笑)
どうでしょうか?自分を変えてみるというのも面白くありませんか?