INTERVIEW

インタビュー

司法書士
司法書士 山中 英樹

司法書士として,いろんな業務ができると思ったからです。

どうしてロイハイに入所されたのですか?

私は債権回収会社に15年以上勤めてきました。

ただ,今後の自身のキャリアを考えたときに,資格をとって社会のために活躍したいと思うようになりました。

そこで,一念発起して,司法書士資格を取得しました。

そのときは,司法書士になって法的なスキルもアップできると思っていました。

しかし,実際に,司法書士事務所に勤めてみて私が感じたのは,「司法書士は不動産業者の小間使いでしかない」ということでした。

司法書士は仕事を不動産業者からもらうわけですが,登記業務は一定レベルの司法書士であれば,「だれでもできる業務」と化しています。

そのため,司法書士は,不動産業者から登記業務の値下げもしょっちゅう求められる弱い立場にあると感じました。

また,登記業務は申請業務なので,AIの発展なども考えると仕事としても消滅する可能性すらあります。

そこで,債権回収・登記という経歴を生かして,何かできないかと考えていたところ,ロイハイの求人を見つけました。

ロイハイは,弁護士事務所でありながら,他士業の連携も考えて経営をしていこうと考えていました。

ここなら,自分のやりたいことが実現できるかもしれないと思い入所を決めました。

140万円以下の交渉や訴訟対応,不動産や相続などの際に必要となる登記業務,債務整理である破産や個人再生の申立て補助などです。

入所されてから,どんな業務をされてらっしゃいますか?

ロイハイでは,弁護士が行う業務と事務局が行う業務を明確に分けて仕事を行っています。

弁護士にしか行えない業務は弁護士が行い,事務的な業務については事務局が担当するということですね。

これによって,業務の最大効率化が図れます。

私は,司法書士なので,その中間のようなイメージでしょうか。

司法書士も,弁護士のようにすべての法律業務を扱えるわけではありません。

ただ,140万円以下の交渉や訴訟の対応は行うことができます。

まさしくこうした交渉や訴訟対応では,私の過去の債権回収業務での経験が生きるところです。

また,ロイハイの弁護士が事件処理の過程で必要になる登記申請なども担当することがあります。

以前の司法書士事務所では,機械的に大量の登記業務をこなすだけでした。

ただ,ロイハイで任される登記業務は,もちろん簡易なものもありますが,そうでないものもあります。

例えば,登記を行うのに裁判が必要なケースもあります。

その場合には,弁護士が作成する訴状の請求の趣旨の中で,法務局でその登記申請を認めるかどうかという観点から,

請求の趣旨を記載することなども考えなければなりません。

そうしたお手伝いもさせていただくことがあります。

このように考えると,ロイハイでの登記業務は単なる画一的な登記業務ではないため,やりがいを感じます。

さらに,私は,以前の司法書士事務所で,債務整理業務も担当することがあったので,

破産や個人再生などの申立て補助の業務も行ったりしています。

このように,ロイハイでは,司法書士という資格を活かして,様々な業務を行うことができるので,

とてもやりがいを感じています。

懐の深い事務所だなと思います。

山中さんから見て,ロイハイは,どんな事務所ですか?

私は,債権回収会社に勤めていたころは,まさしく企業人で,定められたことをやることが多かったです。

また,司法書士事務所で働いていたころも,決められた業務が一方的に機械的に降り注いでくるだけで,

あまり個性を感じさせないと言うか,つまり「この仕事は自分じゃなくてもいいよね」と感じることが多かったです。

他方で,ロイハイは今までとは大きく違っていますね。

例えば,「自分のスキルとしてこういうことができます」と代表の田中先生に伝えてみる。

すると,田中先生の方から,「それならこういう業務ができるんじゃないか?それ面白そうだから事業化してみる?」

というような返しが飛んでくるわけです(笑)

また,「こういうことをやってみたいです」と伝えてみると,「それいいね。もう少しスケールを大きくするとこういうこともできるね」

みたいな返しも飛んできたりします(笑)

今後,自分の可能性を広げることを考えたら,こうしたやりとりも面白いですし,「頭を使って動く」こと自体が面白いですね。

こうしたことは,司法書士事務所ではなかなかできなかったですし,他の法律事務所でも中々ないんじゃないかなと思います。

なんというか,本当に「懐の深い事務所」だなと思いますね。

和気あいあいとして年齢差を感じさせないですね(笑)自分も自然と溶け込んでます(笑)

事務所の雰囲気はどうですか?

私は50代ですが,ロイハイでは,最年長から3番目です。

ロイハイには行政書士の大串先生ともう一人,私よりも年上がいます。

代表とは15歳以上も年が離れていますし,他の方々がも20代から30代の方が大半です。

ただ,和気あいあいとして,案件のこととかでも気軽に相談してもらったり,相談したりして,

楽しくコミュニケーションを取っています。

不思議なもので,ホント年齢差を感じさせないですね(笑)

他の事務局の子たちもどんどん私に質問しにきますし。

田中先生や森先生からも登記について気軽にどんどん質問してこられますね。

逆に,私も債務整理について弁護士の先生方に質問することもあります。

こうして,お互いの専門分野を尊重しながら,業務を行っていくのが,「他士業連携」というんでしょうね。

ここも魅力的なところだと思います。

ですから,多少年齢が上でも,楽しく働けると思います。

写真は、じゃんけん大会で、商品のお酒をいただいたときの写真です。こんな感じで楽しくやってます。

ロイハイの魅力はいろいろあるんですが、私は楽しく皆さんとお酒が飲めればなんでもいいですかね(笑)

【後日談】入所いただいて3年以上経ちますが、どうですか?

入所して3年以上経ちましたね。

正直あっというまでしたね。

事務所はどんどん成長してますし、私もやる仕事の内容が高度になり私自身も成長していると思います。

新しいメンバーも増えて、いつの間にか、私の周りのデスクが人で埋まっていました。

事務所がどんどん成長していくので、私も「仕事が大変だな~」と思うこともありました。

「楽しいだけ」なんて会社はこの世にありません。ロイハイであっても仕事が忙しいとき、難しいときもあります。

しかし、周りの皆さんとも仲良くさせていただいて人間関係が良ければ、多少の大変さも乗り越えられると実感しています。

私は過去の転職回数も少なくはないのですが、ロイハイにきて本当によかったと思います。

仕事終わりに事務局や弁護士の方とちょこちょこ一緒に飲みに行くことがあるのですが楽しいですね笑

それに私の年齢に近い方々もちょちょこ入所されていることもありますし、自分より若い方ともなんというか年齢差を気にしなくていい雰囲気なんですよね。

私も50代も後半になりつつあるのですが、この年で上下関係も気にせず、年齢差も気にせずに仕事ができて、お酒も飲めるのはありがたいことです。

ロイハイの魅力はいろいろあると思うのですが、まあ、なんというか、私は楽しく皆さんとお酒が飲めれば十分幸せですね(笑)