ギャンブル浪費
2018.11.01 2022.10.16

専業主婦が夫に借金がばれる前にギャンブル依存症を克服する

専業主婦が夫に借金がばれる前にギャンブル依存症を克服する

パチンコにはまり「ギャンブル依存」の状態になってしまう専業主婦は珍しくありません。しかし、専業主婦には収入源がないため、専業主婦がギャンブル依存になると、多くの場合、同時に借金の問題も抱えてしまい、二重のハードルで解決が難しくなります。
専業主婦が借金とギャンブル依存の問題を抱えた場合、どうやって克服すればよいのでしょうか。

主婦は家族にバレずに内緒でパチンコ通いができる

専業主婦は家事や子育てに追われ、決して楽な身分ではありません。

しかし、子供がある程度大きくなると時間のコントロールができるため、昼間に自由な時間を作って外出することも不可能ではありません。
パートやアルバイトをしている主婦であっても、少しくらいの時間は作れるでしょう。
どんなに忙しい環境にあっても、自分が好きなこと、楽しいことのためには、人間は時間をやりくりできてしまうものです。

しかも、昼間、何をしていたかは黙っていれば夫にばれません。
こうして、夫に内緒でパチンコに行くことができるため、次第に毎日のようにパチンコに通うようになり、ついにはギャンブル依存の状態に陥ってしまう主婦がいるのです。

軽い気持ちで預金をおろすのが始まり

パチンコで負けると、どんどんお金が吸い込まれていきます。
財布から手持ちのお金がなくなってしまうと、次は銀行預金からお金を下ろすことになります。
銀行預金は家族の貯蓄や生活費ですから、はじめは罪悪感があるかもしれませんが、「まぁいいか」と言い聞かせ、パチンコの軍資金としてお金をおろします。

しかし、一度これをやると歯止めが利かなくなります。
「負けて悔しいから」と預金を下ろす、「今度こそ勝てるかもしれないから」と預金を下ろす・・。

これを繰り返しているうちに、当初の罪悪感などなくなってしまい、あっという間に残高もなくなってしまいます。
本来なら、預金がなくなればパチンコもやめてしまうのですが、ギャンブル依存になると、預金残高がなくなってもギャンブルをやめられません。
預金がなくなれば、消費者金融やクレジットカードでお金を借りてまでパチンコを続けるようになってしまいます。

主婦がパチンコ通いを続けた先に待っているもの

パチンコ通いくらいなら、黙っていれば夫におもばれないでしょう。

しかし、借金が増えると、生活費がまわらなくなり、そのうち返済が滞って督促状が届くようになるなどして、いつばれるかと心理的にも追い込まれていきます。
もっと早くお金になる仕事はないかと仕事を変えたり、挙げ句には売春にまで手を出したりするケースもあります。

そもそも、楽して簡単にお金を稼げる仕事などあるはずもなく、早く大金を稼げる仕事には、相応のリスクと負担があるのです。
そうまでしてお金を稼いでも、借金の額次第では、もはや焼け石に水です。
結局、夫や家族にばれてしまい、家庭が崩壊したり、離婚に至ることもあります。
夫や家族としても、辛うじてパチンコ通いまでは許せたとしても、預金を切り崩してギャンブルにあてたり、ギャンブルのために借金していたのがばれると、さすがに家族同士、夫婦同士の信頼関係も破たんしてしまいます。

借金の問題を自己破産(債務整理)で解決するか

このような場合には、弁護士に相談することが有効です
借金の問題に取り組んでいる弁護士も多くいるので、借金の問題を専門的に取り扱っている弁護士に相談し、解決を図ってください。
場合によっては破産などの法的手続きが必要になるかもしれませんが、ギャンブル依存の場合には、破産しても免責(借金の返済を免除してもらう裁判所の決定)が認められない可能性も出てくるので、弁護士に相談してみましょう。

借金の問題は、一刻も早く相談することが必要です。
なぜなら、借金には日々利息が加算され、日々事態が深刻な方向に向かっているからです。そのうち何とかなる、という考えは現実逃避でしかないと考えましょう。
また、夫に内緒で何とか隠密に済ませたい、という気持ちは理解できますが、やはり家族の理解や協力が得られるに越したことはありません。
今ならまだ夫に打ち明けられる、という場合には早期に打ち明けて、一緒に弁護士に相談に行くことをお勧めします。

まとめ

ギャンブル依存や借金は深刻な問題ですが、必ず解決する方法はあります。
ギャンブル依存については、精神的な問題もあるので、専門のカウンセリングなどを受けてみることも有効でしょう。

また、ギャンブルで借金まで作ってしまった、また借入れしてしまった、という方は早期に弁護士に相談してください。
借金の問題は、弁護士に相談することで、一気に解決することもあります

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