クレジットカードでキャッシングをした場合に、返済をする方法にはどのような方法があるのでしょうか。このページでは、通常の返済方法について見ておきつつ、特に遅れた場合の返済の方法についてお伝えします。

クレジットカードでの購入と、キャッシングとの違いと共通点は？

クレジットカードをショッピングで利用した場合と、キャッシングで利用した場合の違いと共通点にはどのようなものがあるでしょうか。
カードの利用なのでほとんどのケースで同時に引き落としがかけられる点で共通しているといえるでしょう。
しかしショッピングは立替払いという扱いになり、キャッシングの貸付と法律的な構造が違う点には注意が必要です。
そのため、利息や手数料の扱いが、ショッピング利用とキャッシング利用で別になっているようなことがあります。

クレジットカードでのキャッシングの返済方法の種類とお得な方法は？

ではクレジットカードでの返済方法にはどのような方法があるでしょうか。
代表的な返済方法が、銀行口座引き落としです。通常の返済方法としてかなりの数で利用されています。
申し込み時に指定した銀行口座から自動的に引き落としがされる形で返済を行うやり方です。この方法の注意点は、金利が日割り計算で加算されるため、最大で50日間の日割りが加算されることにあります。
次に、ATM振込があります。
毎月の支払いが引き落とされなかったような場合や、元本を減らすために追加入金や一括返済をするような場合に利用します。
これに対応しているかどうかはカード会社によりますので、事前に問い合わせをするようにしましょう。
次に、口座振込で返済をする方法です。
ATM振込と同様追加入金や一括返済をする際に用いられます。入金されたかどうかや、細かい端数の確認も必要なので、事前に問いあわせをして入金額や入金先を確認する必要があります。
最後に、窓口で返済する方法です。
ショッピングのカードが特定のデパートなどのカードでもあるような場合には、そのデパートにカードの利用に関する窓口があります。
直接そちらに出向いて返済をすることも可能です。

返済期日を過ぎてしまった。その後の対応方法とは？

クレジットカードの返済期日を過ぎてしまった場合の対応方法はどのようになるのでしょうか。
通常契約時に指定した日付に引き落としがなかったような場合には、督促の連絡がくるようになります。
この場合電話口の方にいつまでに入金できるのかをしっかり伝えましょう。
そしてその際の入金額はいくら支払うのか、振込をするのか窓口に行くのかといった事を確認します。
指定された期日までに入金をすませれば、１回程度の遅延であれば問題なくカードが利用しつづけることができます。

返済期日に間に合わないときすべきこと、してはいけないこと。

返済期日に間に合わないことが確実である場合にはどのような事をすべきで、してはいけないのはどのようなことでしょうか。
まず、できれば事前に連絡窓口に連絡しましょう。
その際にはなぜ入金ができないのか、入金できるとしたら最低いくらなのか、いつまでにできるのかを正直に話しましょう。
それに応じて、利息だけの申込金額の一部だけの支払いのみにしたりしてもらうことも場合によっては可能だからです。
もし通常の支払いが今後継続してできないと判断されるような場合には、クレジットカード会社の担当の方が債務整理を勧めることもあります。
返してもらったほうが利益になるように見えるのですが、クレジットカード会社も金融機関なので、取り立てができなくなった債権（不良債権）はすみやかに処理をする必要があるため、金融機関が債務整理を勧めることもあります。
絶対にやってはいけないのは、弁護士に債務整理を依頼するなどの行為をせずに、すべての督促を無視してしまうことです。
確かに支払いができないので電話に出づらいというのはわかりますが、このような対応を取ると相手としても支払いの意思がないと見ることしかできなくなり、早期に裁判を起こして給与を差し押さえるなどの強硬な手段を取らざるを得なくなるからです。

まとめ

このページでは、クレジットカードの返済の方法についてお伝えしてきました。
通常の銀行からの引き落としが基本ですが、利息の支払いを早く終わらせたいという観点から、積極的に多く支払っていく場合もあり、その場合の方法については、カード会社によって違いがあるものの事前の連絡の上方法を指定してもらうのが良いでしょう。

その上で、支払いができなくなった場合には、以後支払える支払えないかかわらず督促の電話には誠実に対応して協議の上適切な方法をとり、専門家である弁護士に相談するのがおすすめです。