家族に秘密にしたまま破産したい、との希望をお持ちの方は少なくありません。 破産手続を取る場合、１か月の収入と支出を裁判所に申告しなければなりません。この収支は、家計を同一にしている家族を基準に考えられます。また、場合によっては家族名義の通帳の提出が必要だったり、家族が保険に加入している場合には家族名義の保険証券の提出が必要になることもあります。 しかし、同居している場合でも、裁判所に「家計は別」だと判断されるケースもあります。例えば、生活費として数万円だけを渡し、友人の家に居候している場合等です。こういった場合は、ご自身の収入と支出だけを裁判所に提出すればよく、同居相手に協力を得ずに手続きを進められる可能性があります。 同居している家族に借金のことを正直に話せない、手続きのことを内緒にしたいという方は、秘密にしたまま手続きを進められる可能性があるのか、一度弁護士にご相談ください。

病気や身内の不幸でどうしてもお金が必要で借金をしてしまうことはやむを得ない部分があります。確かに、返済が苦しい中で競馬にのめりこんでしまい、財産を浪費してしまった部分があるにしろ、なぜこのような苦しい生活に陥ってしまったのかを説明することは今後どうやって生活を再建していくのかといったことを裁判所に丁寧に説明することで、裁量により免責されることがあります。 破産に至る方にも様々な事情がありますので、ぜひ弁護士と相談した上で、よい解決方法を見つけていきましょう。

パチンコ、競馬、競輪、バイナリーオプションについては勝っているときにはいいのですが、損失の穴埋めや必要な生活費のために借金をしてしまうといったことは誰にでも起こり得ることです。おまとめローンなどを利用して何とか返そうと努力されても返すことが大変なとき、家族に迷惑を掛けたくないと思ったとき等、借金で困ったときには、ぜひ一度弁護士に相談ください。適切な対応をすることで借金を大きく減らせる場合がありますよ。

自営業者の方でも、自己破産手続きはできます。 ただし、内容次第で「廃業」をしなければならないこともあります。 この点は、業種業態によって異なりますので、まずは弁護士にご相談ください。

借入の理由が浪費であるからといって、自己破産ができないということはありません。 今回は、育児ノイローゼに至った経緯などの浪費をするに至った事情や生活保護を受給していることを裁判所に丁寧に説明することで、免責を得ることができました。 浪費をしていたら、自己破産はできないのではないかと悩まれた場合には、まずは弁護士にご相談ください。

家族には秘密（内緒）で借入をされるケースは珍しくありません。 本来であれば、ご家族に正直にお話をいただき、ご家族のご協力を得ながら手続きを進めるところですが、今回はご家族には内緒であったため、ご自身で手続きに必要な書類を集めることができたため、ご家族に秘密にしたまま、破産手続をすすめることができました。 ご家族に内緒で手続きを進め、解決を図ることができる場合もありますので、まずは弁護士にご相談ください。

ペットショップでのペットの購入によって借金をしてしまうことは珍しいことではありません。もちろん、収入の範囲内でペットを飼育する分には何らの問題もないのですが、収入の範囲を超えて、借金までしてしまうのは、浪費と判断される可能性が高いです。 もっとも、借入の理由が浪費であるからといって、直ちに、自己破産ができないということはありません。 浪費をするに至った事情や経緯を裁判所に丁寧に説明すれば、免責を得ることができることもあります。今回は、ペットを不憫に思った理由などから丁寧に説明をし、生き物でもありますので、ペットを処分することもなく免責を得ることができました。 ペットが原因の浪費をしていたら、自己破産はできないのではないかと悩まれた場合には、まずは弁護士にご相談ください。

借入の理由がすべてギャンブルや風俗の利用であるからといって、直ちに、自己破産ができないということはありません。 本件は、金額がかなり高額であったため、管財人の指導を得ながら、依頼者にこれまでの行いを真摯に反省いただき、その姿勢と更生の可能性を丁寧に説明することで、無事に免責を得ることができました。 ギャンブルや風俗を利用していれば、自己破産はできないのではないか？と悩まれた場合には、まずは弁護士にご相談ください。

借入の理由がギャンブルであるからといって、自己破産ができないということはありません。 本件は、裁判所に出頭のうえ、依頼者から裁判官に対して直接反省していることの姿勢を示し、 適切な治療を受けて更生を図ろうとする意欲を見せたことで、無事に免責を得ることができました。 ギャンブルをしていたら、自己破産はできないのではないかと悩まれた場合には、 まずは弁護士にご相談ください。

家族や親族が法人を経営している場合、その連帯保証人になるように依頼されることは少なくありません。 法人が返済を継続している場合は何も問題はありませんが、ひとたび返済を滞ると、 連帯保証人に一括返済を求められることが多くあります。 自分はハンコを押しただけと軽く考えず、まずは弁護士にご相談ください。