Article

Top Message代表メッセージ

ロイヤーズハイが目指すビジョンや大切にしている価値観を、代表の声と共にお届けします。

Must read当事務所の働き方と信条について

ロイヤーズハイが掲げる働き方のスタイルと、それを支える信条について詳しくお伝えします。

パラリーガルの仕事とキャリアのすべて|未経験者が“失敗しない”ための総合ガイド

2025.11.27 パラリーガル・法律事務員向け 若手・第2新卒の方向け

パラリーガルの仕事とキャリアのすべて|未経験者が“失敗しない”ための総合ガイド、のパラリーガルの集合写真

パラリーガルは、法律の専門家である弁護士のすぐそばで働き、依頼者の人生に寄り添うサポート職です。

「未経験でもなれるの?」「どんな働き方?」「キャリアの将来性は?」
そして何より、
「求人ごとに何が違うのか?どこを注意すべきなのか?」
このあたりが最も気になるポイントだと思います。

このガイドでは、
仕事内容 → 向き不向き → パラリーガル求人の注意点 → キャリア → 専門分野 → 事務所の選び方
という流れで体系的にまとめました。

パラリーガルの仕事に興味がある方、法律事務所でのキャリアを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

パラリーガルとは?仕事内容と役割をわかりやすく解説

パラリーガルの主な業務一覧

・法律文書作成の補助
・電話応対(依頼者・裁判所・相手方など)
・資料収集・ヒアリング
・データ入力・書類整理
・郵送・ファイリング
・弁護士の案件スケジュール管理補助

専門職と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、法律事務所によっては、マニュアルや定型文が整っており、未経験からでもスタートしやすい仕事です。

→ 関連コラム:未経験からパラリーガル・法律事務員になれる?仕事内容を徹底解説

一般事務との違い

他社の一般事務とパラリーガルとの最大の違いは、
「依頼者の人生に関わる、専門性の高いサポートができること」 です。

作業の幅も広く、責任もありますが、そのぶん成長ややりがいを感じやすい仕事です。

なお、ロイヤーズハイにおいては、パラリーガル職と一般事務職とで分けております。

いずれも役割が異なるだけでやりがいはある職種ですが、あなたの適正にあった方を選んで応募いただくのがよいと思います。

→ 関連コラム:パラリーガルと一般事務の違いは?どちらがあなたの適性に合う?(ロイヤーズハイ版)

パラリーガル、法律事務員、法務事務員との違い

これらの名称は、一般的に同じような意味で用いられることが多いです。

ただし、「パラリーガル・法律事務員」は、法律事務所、すなわち弁護士事務所で使われることが多い名称で、「法務事務員」は、特に司法書士事務所や行政書士事務所で使われることが多い名称です。

司法書士事務所・行政書士事務所は、弁護士事務所に比べて、業務範囲が限定されているため、パラリーガルとして汎用性が高いスキルを身につけやすいのは、法律事務所、弁護士事務所です。

もっとも、職種の名称よりも、業務内容が事務所ごとの差が大きいため、業務内容について求人票をよく比較することが重要です。

未経験でもパラリーガルになれる?向いている人・向かない人

パラリーガルは、まったくの未経験からスタートする人が多数派です。

未経験が採用されやすい理由

・マニュアルが整備されている
・弁護士のサポート業務が中心
・業務量を標準化しやすい
・事務能力があれば活躍しやすい

→ 関連コラム:未経験からパラリーガル・法律事務員になれる?仕事内容を徹底解説

向いている人・向かない人

向いている人の例
・丁寧に仕事を進められる
・人の話をよく聞ける
・書類作成が好き
・コツコツ型
・新しい知識を吸収できる人

向いていない人の例
・確認作業が苦手
・変化が嫌い
・マルチタスクが極端に苦手
・突発対応に弱い

→ 関連コラム:法律事務所で働くメリット・デメリット|向いている人の特徴

パラリーガル求人を見るときに絶対に注意すべきポイント(業界のリアル)

パラリーガル志望者の“最大の落とし穴”がここです。
求人票は表現の差が大きく、求人に関する法的な知識や業界構造を知らないと見抜けません。

「正社員」と「契約社員」の違い

契約社員と正社員の一番の違いは、契約社員の場合、雇用の契約期間が来たら、更新しない限り会社は合法的にその人を退職させることができるのに対し、正社員の場合は、雇用期間の定めがないので、法的な観点から長期的な働き方が可能であるところです。

つまり、働き方の安定性が大きく異なります。

また、契約社員と正社員では、以下のような差を設けている会社もあります。

・給与に差がある
・賞与の有無や金額に差がある
・年間休日に差がある
・昇給制度の有無や金額に差がある

パラリーガル業界は「契約社員での雇用」も普通にあるので、「正社員だと期待していたら契約社員だった」というケースもありえます。

また、「試用期間」(例えば半年間)は「契約社員」(半年契約)としているケースもあります。

この場合でも、会社は、試用期間(つまり雇用契約期間)が満了したら、更新しない限り、会社は合法的にその人を退職させることができます。

「会社の求める水準に達していない」、「業務についていけない」、「業務の適性がない・低い」などの理由で、試用期間(つまり雇用契約期間)が終われば、契約更新をせずに退職してもらう、というケースもあります。

他方で、正社員の場合でも「試用期間」を定めているケースがあります。

この場合、正社員で「試用期間中」は、給与待遇などの条件を変えているケースもあれば、変えていないケースもあります。

正社員の場合に、「試用期間」を定めているのに、給与待遇の条件を変えていない場合には、その人にその期間は頑張って仕事をしてほしい、という意味合いで設定されていることが多いです。

というのも、正社員の場合には期間の定めがありませんので、契約社員とは異なり、試用期間中であっても会社がその人を一方的に退職させることは難しいです。

そのため、試用期間を定めつつも、給与待遇の条件を変えていない場合には、あくまでも試用期間中は、入所当初なので頑張って仕事を覚えましょう、という努力目標的意味合い、にすぎない、ということになります。

ロイヤーズハイでは、契約社員ではなく、正社員として当初から採用しており、試用期間は3か月ありますが、試用期間中も条件は変わりませんので、入所当初なので頑張って仕事を覚えましょう、という意味で設定しております。

→ 関連コラム:パラリーガル求人に見る「正社員」と「契約社員」の違い

固定残業代の仕組みに注意

法律事務所によっては、パラリーガル求人に「固定残業代」がついているケースがあります。

固定残業代がついていると、見かけ上の年収が高く見えますが、固定残業代を差し引くと、実は「基本給が他の法律事務所より低い」とか「固定残業代がついていない法律事務所の条件とさして変わらない」ということがあります。

固定残業代がある場合は
・何時間分なのか
・超過した場合は支給されるのか

給与の見え方が大きく変わるため、理解しないと年収のミスリードに繋がります。

また、固定残業は、一般的に「長時間残業の温床となりやすい制度」である傾向があります。

法律事務所によって実情は異なるので、応募することを考えておられる法律事務所の人事採用担当者に確認するか、転職の口コミサイトの口コミなどをご確認いただくのがよいでしょう。

→ 関連コラム:パラリーガル求人では「固定残業代」に注意!給与の見方と働き方のリアルを徹底解説

専門分野ごとの将来性の有無-B型肝炎・債務整理・交通事故・男女トラブルなど

パラリーガルになると、専門分野へ担当を配属される場合があります。

専門分野の中には、債務整理、交通事故、男女トラブル、相続事件、一般民事、刑事事件などがあります。

これらは昔から存在する基本分野となり、特に、債務整理、交通事故、相続事件、一般民事については、事務処理量が多いため、過去からパラリーガル活躍できる分野となっています。

これらの分野は基本的になくなることがないと考えられておりますので、パラリーガルとしてのキャリアを積み上げていくことができます

他方で、パラリーガルの配属として、B型肝炎・アスベストなど「時限立法」によって成り立っている分野もあります。

時限立法の場合、請求可能な時期が法律によって定められているため、その時期を迎えると請求できなくなるため、その分野ごと消滅してしまうリスクがあり、キャリア断絶のリスクがあります。

→ 関連コラム:B型肝炎の案件はパラリーガルとして長期キャリアは築けるのか? ― 時限立法の“落とし穴”をわかりやすく解説

仕事内容が曖昧な求人は要注意

「事務全般」とだけ書いている事務所は
・教育体制が弱い
・担当案件数が多すぎる
・離職率が高い
ことがよくあります。

大量採用の事務所は離職率の裏返しの場合も

「毎月募集」「大量募集」は、
案件の偏り・業務負荷・人の入れ替わりの激しさを示すサインであることがあります。

一般事務からパラリーガルへのキャリアチェンジは可能?

成功例と失敗例

一般事務経験は大きな武器になります。
とくにPC作業、電話応対、書類管理などはそのまま活かせます。

→ 関連コラム:一般事務からパラリーガルへのキャリアチェンジは可能?成功例を紹介

パラリーガルのキャリアパス(0〜10年)|将来性を徹底解説

【0〜3年】基礎期

案件の種類や流れを理解し、“自分がどの分野に向いているか”が見えてくる時期です。

→ 関連コラム:未経験から専門職へ|パラリーガルのキャリアロードマップ(0〜3年)

【3〜5年】専門性の深化について

この時期は、各分野の専門性を深化させていくフェーズです。

・交通事故
・債務整理
・相続事件
・一般民事
などについて、専門性を高めていく。

例えば、ロイヤーズハイの場合、交通事故の場合、死亡事故や重度の後遺障害のある事案のサポートを行ったり、債務整理では法人破産や破産管財人のサポートを行っていくことがあります。もっとも、事務所によっては、このよう事件については取り扱わないこともあります。その場合のキャリアは限定的になります。

【3〜10年リーダー・管理職への道

昇格や等級制度、評価制度が整っている事務所なら
リーダー・課長・係長などへの昇格も可能な時期となります。

もっとも、10人以下の小規模な法律事務所の場合には、リーダーや管理職といったキャリアパスが無いこともあります。応募される法律事務所にあらかじめ確認しておきしょう。

→ 関連コラム:20代で“手に職”をつけるならパラリーガルが強い理由とは?

法律事務所選びで“失敗しない”ためのチェックリスト

見るべきポイント一覧

・教育体制の有無
・担当件数
・離職率
・固定残業代の有無
・等級制度・評価制度・昇給基準
・配属分野の将来性
・事務所の価値観や文化

ロイヤーズハイではどんな働き方ができるか?

教育体制

・OJT
・事務マニュアル
・新人研修
・分野配属の仕組み

キャリアアップ制度

・S1〜S3
・L1〜L2(リーダー職)
・課長職・部長職

働きやすさ

・年間休日129日
・残業20時間以下を目安
・推し活・一人時間を大切にできる文化
・長期就労がしやすい環境
・口コミ評価の高さ

大阪で未経験からパラリーガル求人へ応募したい方へ

法律事務所ロイヤーズハイは、大阪難波に本社を構え、
大阪府内に4拠点を展開する 大阪発・大阪密着の法律事務所 です。

私たちは、未経験から法律事務に挑戦したい方が、
無理なく成長し、長期的にキャリアを築いていけるよう、
教育体制・業務マニュアル・OJT・フォロー体制を整えております。

パラリーガルは決して「経験者しかできない仕事」ではありません。
正しい育成環境があれば、未経験からでも十分に専門スキルを身につけ、
法律事務として長く活躍することができます。

法律事務の仕事に興味があり、

未経験から大阪でパラリーガルとして働きたい方
は、是非、こちらの求人ページからご応募くださいませ。

Categoryカテゴリー

Pickupピックアップ記事

SocialNetworkSNS

Entry

皆さんのご応募お待ちしております

エントリーフォームから職種ごとの募集要項をご確認いただけます。
皆様と共に成長しながら働ける日を楽しみにしております。

エントリーフォームはこちら