【求職者の方必見】当事務所の働き方と信条について(代表弁護士 田中今日太)
皆さま,こんにちは。
弁護士の田中です。
当事務所の働き方について、お話させていただきます。
ロイハイの特徴は、弁護士も事務局も前向きに明るく、ストイックに全力で業務に取り組む、ということだと思います。
ロイハイは、ライフワークバランスを大切にしています。
その意味は、仕事を時間内でしっかり終わらせて帰宅し、プライベートを充実させていただく考え方です。
そのため、仕事を全力で取り組んでいただく必要がありますし、プライベートも充実させていただく必要があります。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
このような考え方に基づいて、事務所にいるメンバーは、「テキパキ」仕事をしている方が多いです。
ロイハイでは、こうした情報をSNSなどで積極的に開示し、発信しています。
それを見れば、ロイハイは、明るく、楽しい、雰囲気のよい事務所であると分かっていただけると思います。
実際、私自身も日々楽しいですし、笑い声のある法律事務所はなかなか他にはないと思います。
ですので、入所いただければ、皆様にはきっと楽しいと感じていただけると思います。
このように、皆様、ロイハイは、明るく希望に満ち溢れた事務所であると思ってご応募されてこられます。
その認識は正しいです。
代表である私自身も、常に希望に満ち溢れて、やりがいをもって全力で業務に取り組んでいます。
前向きに明るく仕事をすることや、希望に満ち溢れて仕事をすること、その姿勢を発信し続けることで、
社会や世の中に影響を及ぼし、いずれは偉業をなせると信じています。
このような話だけ聞くと、希望に満ち溢れて、素晴らしい事務所であると期待されるのも当然ですし、
私自身もその期待に沿えるように、ロイハイをもっと良い事務所にしていきたいと考えています。
ただ、誤解のないように、入所いただく方にお伝えしたいことは、
①私と「直接」関われる時間は、必ずしも多くはないかもしれない、ということ
②私はメンバーに対して「希望」を与えるとともに、ときに「厳しさ」を持って接するということ
③私は、弁護士としても、経営者としても、ときにドライで冷徹な判断を下すこともあるということ
④入所いただくと、業務は相応に忙しいですし、全力を尽くしていただくこと、努力が必要であるということ
です。
これは、皆さんの期待感を損ねないために、是非知っておいてほしいことです。
①についてですが、
まず、修習生や修習期の浅い弁護士の方については、新しく入所された場合には、当面の指導教育は、私が行う予定です。
非常に実践的な教育になりますので、楽しみにしておいてください(笑)
ところで、もしかしたら、事務局に応募される方も人によっては、私と直接関わって仕事がしたい、と考えられる方もおられるかもしれません(私の杞憂かもしれませんが。笑)。
ただ、私は、多数の事件処理を抱えつつ、経営者として常に思考し行動しています。
私もできることなら、メンバー全員と密接な時間を過ごせればよいのですが、時間は有限であり、正直、時間がいくらあっても足りません。
そのため、新たに入所される皆さんが皆さん、私と直接関わることができる時間は必ずしも多くはないかもしれません。
ただ、今は一つのフロアで仕事をしているので、直接私と話をしなくても、私が話している様子やコミュニケーションをとっている様子は見ることができますし
私がどのような人柄なのか知ることもできます。
また、私は、現在のメンバーの人数がまだ20人ほどであることもあり、概ね3か月に一度は全員と定期的な個別面談もしています。
個別面談で悩みがあれば聞きますし、必要な指導、今後のキャリアの話などもできます。
ですので、全く私と関わる時間がないことはないのですが、私も普段の業務が相応に多忙であることもあるので、
皆さんが私と関われることに強い期待感をお持ちの場合は、期待を害することになるかもしれません。
ところで、私と直接関わらなくとも、他のメンバーも個性的で、頭の回転も速く、しゃべれば非常に楽しいです。
私だけがロイハイの主役というわけではありませんし、私だけの事務所でもありません。
確かに私一人で設立しましたが、メンバーの力があって支えられている事務所です。
私が経営はしていますが、「経営者」という役割を担っているだけであって、
メンバー一人一人が、ロイハイにとって必要な役割を担っています。
個性的な一人一人が主役であり、また新しく入所されたいというあなたもまた主役なのです。
そして、直接私と関わらなくとも、私は他のメンバーからもあなたの働きぶりを聞いたり、私自身も確認したりしているので、放置することもありません。
あなたの努力が確かなものであるなら、それは私と直接関わらなくとも、私に伝わるようになっています。
そして、あなたが個性と才能を発揮して、ロイハイで働き、実力に応じた結果を出していただければ、
ロイハイの重要な仕事を任せていくことにもなります。
そうすれば、直接私と関わる機会も増えるでしょう。
私と関わって仕事がしたいと思ってくれる人がいることは私にとって幸せなことです。
②についてですが、
私は、メンバーに対して「希望」を与えるとともに、ときに「厳しさ」を持って接することもあります。
私は「希望」、「愛」、「明るさ」、「前向き」などを信条にしていますが、「厳しさ」もまた信条にしています。
子供がいる方ならよくご存じだと思いますが、子供が何か悪さをしたり、あるいはするべきことをしなかったりしたら、その子供を叱りますね?
例えばですが、子供が他の子供をたたいたとかすれば、叱りますよね?
他の子供は叩かれるという被害を受けているわけですから、当然、叱って謝らせるわけです。
また、自分の子供が挨拶をしてくれた友達に挨拶をしなかったら、叱りますよね?
挨拶をしてくれた子供の心情を傷つけることになるので、叱って、挨拶をさせるわけです。
しかしですが、ここで、自分の子供を叱るのは、自分の子供に「人をたたくような悪さをする」大人や、「挨拶もしないような」大人になってほしくない、
というのも大きな理由のはずです。
ここで、何も子供を叱らなければ、人をたたいてもよいし、人に挨拶をしなくてもよい、ということを黙認することになります。
だからこそ、「叱る」という行為が必要不可欠なわけです。
この点、仕事においても全く同じことが言えます。
そのため、仕事を真面目に取り組まないとか、手を抜かれれば、会社の業務に支障が生じます。
顧客に対して、不親切、不誠実な態度をとれば、その顧客から不満が出ますし、二度と当事務所に依頼してほしくないと思うでしょう。
それだけではありません。
そのような行為を繰り返すような人が、まともな人間に成長するでしょうか?
まともな社会人になることができるでしょうか?
当たり前ですが、そのような行為を繰り返していれば、まともな社会人になることも、まともな人間になることもできません。
であるからこそ、会社の業務に支障を生じさせないためにも、顧客のためにも、そして指導されるその人自身のためにも、
ときに、私は「厳しく」指導することがある、というわけです。
これが、私が「厳しさ」もまた信条にしていることの理由です。
「厳しさ」もまた「愛」だということですね。
といっても、私は普段からやりがいをもって楽しく仕事をしていて、合理的な理由なく、叱る、厳しく指導するということもありませんので、ご安心ください(笑)
なお、私の経営のスタンスと子供の教育のスタンスは同じところがあります。
興味のある方は、以下のページをご覧ください。
③私は、弁護士としても、経営者としても、時にドライで冷徹な判断を下すこともあるということ
私は、弁護士の仕事が楽しく、やりがいと誇りをもっています。
ですから、弁護士の仕事を一生やりたいと考えています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
ときに、弁護士の仕事をする中では、私が、依頼者の敵対者、要は「相手方」と接する際、それは必ずしも友好的であるとは限りません。
もちろん、理由もなく必要以上にドライであったり、冷淡な態度を取ることはないように心がけてはいます。
しかしながら、ときに「相手方」が悪質な言動、態度があるときや、顧客からの要望があったときには、ドライで冷淡な対応に徹することもあります。
これは、弁護士としての職責上当然のことです。依頼者を守るために弁護士がいるからです。
時に、客観的に、依頼者の方が悪く、相手方の方が正しいと言えるような事案もあります。
しかし、そのような事案であっても、客観的に正しい適正な罪、あるいは適正な金銭相場というものがあります。
その適正な罪、あるいは適正な金銭相場を守るために、ときにドライで、冷淡、冷徹ともいえる対応が必要なケースもあります。
また、経営者としても同様です。
事務所の売上の観点から、弁護士にしても、事務局にしても、相応に残業をしていただかざるを得ないこともあります。
もちろん、求人内容によっては、「残業なし」の求人もありますので、そういう求人の場合には残業は想定されていません。
しかし、弁護士やパラリーガルについては、残業は想定されていますので、時に相応に残業していただくことがあります。
もちろん、できる限り配慮はしますが、それでは、現実問題として仕事が回らないときもあります。
そのような場合には、事務所全体を守るため、私は「みんな頑張ってくれ」としか言えません。
また、残念ながら、十分に業務をしていただけず、ミスを繰り返し、指導しても直らない、というような場合にも
時に厳しく指導せざるを得ない、ということもありえます。
もし、その方に私が必要な指導もせず、厳しくもしないなら、同じように働いて、十分に業務をこなし、ミスもしない人とのバランスが取れなくなります。
また、その方に私が必要な指導をせず、厳しくもしないなら、今まで真面目に普通に業務をこなしてくれていた方すらも、「自分もこの程度の仕事でいいんだ」と誤解されてしまいかねません。
そうなれば、事務所全体の仕事に対するモチベーションが下がり、顧客の満足度が下がり、売上も下がり、事務所はいずれ破綻します。
今在籍してくれている、仕事に真面目で誠実なメンバーは働き口を失うことになります。
そうならないためにも、今いる仕事に真面目で誠実なメンバーを守るためにも、私はときに、厳しく、ドライで冷徹にならざるを得ない場面もあるのです。
とはいえ、真面目に誠実に業務に取り組んでいただいているなら、あまり心配されなくても大丈夫ですので、ご安心ください(笑)
④入所いただくと、業務は相応に忙しいですし、全力を尽くしていただくこと、努力が必要であるということ
これは、どの職種の方でも同じです。
パート・アルバイト・一般事務・パラリーガル・弁護士・その他有資格者、全て同じです。
ただし、パート・アルバイト・一般事務の方は、もとより残業がありませんので、その意味で業務が忙しいというわけではありません。
お伝えしたいのは、ロイハイは、常に何かしらの業務があるので、その日一日があっというまに終わるということです。
はっきり言いますが、決して「楽」ではありません。むしろ、「毎日」「一生懸命」「全力」で取り組んでいただく必要があります。
それによって、皆さん、同じ業務に取り組むときには、同じことを積み重ねているので、業務スピードが速くなります。
業務スピードが速くなれば、他の仕事をできる時間が生じるので、こなせる仕事の種類も増えていきます。
これが「成長」です。
もし、入所しても、業務スピードが全く速くならず、やっていることも変わらないなら、それは成長ではありません。
みなさんは、今いる会社で、そのような状況になっておられませんか?
成長をしないなら、残念ながら、給与待遇を上げる積極的な理由が存在しません。
あるいは、途中から給与が上がっていないということはありませんか?
もし仮に、そのような状況におられるなら、自分に自信を持っておられますか?
おそらくですが、自分に自信を持つことはできないはずです。
今日やったことが明日に活き、それを繰り返して成長しているからこそ、数年たてば、新入社員とは一線を画する存在になれるわけです。
成長するから、自分に自信を持つことができますし、自分のやったことに対して見合った対価・給与報酬が得られます。
しかし、成長が止まり、同じことを同じ速度でしかしていないなら、どうでしょうか?
自分のやっていることが新入社員とさして変わりがないとしたら、自分のやったことに給与が上がらなくても仕方ないと思うしかありません。
これは、どんな会社にいてもそうです。
スタッフが成長もしないのに、給与を上げ続ける会社があったとすれば、人件費が増えてその会社はつぶれます。
ですから、会社の社長は、会社をつぶさないために、スタッフが成長しないなら給与も簡単に上げることはできないというのが、本当のところです。
この「現実」は、どこの会社にいても変わりませんし、ロイハイでも同じです。
皆さんが「直視したくない現実」かもしれませんが、「絶対に知っておかなければならない現実」です。
成長と給与待遇は、切って切り離すことはできない表裏一体です。
ですから、ロイハイに入所されたいと思った方は、成長のための努力、自己修練のための努力は必要だと思ってください。
そして、そのためには、毎日「全力を尽くさなければならない」ということもです。
成長と給与は不可分であり、成長しなければ給与は上がりませんし、逆に、成長すれば給与は上がっていくということです。
この「現実」をよくご理解いただいて、「成長すれば給与は上がっていくんだ」と前向きにとらえていただき、頑張っていただきたいと思います。
・・・・・・・・・
さて、いかがだったでしょうか?
人によっては、委縮してしまう内容だったかもしれません。
ただ、私は、こうした信念、信条に基づいて行動をしています。
代表である私と信念、信条が合わないなら、きっとミスマッチが起きてしまいます。
ミスマッチが起きると、お互いにいい結果になりません。
しかし、私のこうした信念、信条を理解して、「確かにその通りだな」「当然のことを言っている」と思っていただいた方は、是非ご応募ください。
あなたと一緒にお仕事ができるのを楽しみにしております。